トレオの基礎システム

トレオの基礎システム
型枠工・鉄筋工が不要な8つの基礎タイプから選択

・8つの基礎タイプ(ピン・固定柱脚+H形・コラム柱+直接・杭基礎)の組み合わせから選択をします。
・鋼製捨型枠と鋼製地中梁により、短工期 ・ローコストを実現します。
・鋼製地中梁の周囲はコンクリートで被覆しますので腐食の恐れはありません。
・ビン柱脚(皿ばね柱脚または支承板柱脚 ):上部架構から基礎への曲げモーメントの伝達を大幅に低減させることで、基礎のボリュームを小さくすることが出来ます。
※鉄骨柱脚用皿ばね 大臣認定 建設省東住指発第801号
※鋼管柱や内装のある場合は支承板柱脚を使用します。
・固定柱脚:鋼製地中梁と柱をスプリットティー(H形柱)、またはスプリットプレート(コラム柱)でHTB接合します。
接合部の固定度を高めることで上部架構の重量を低減することが出来ます。
・QFU:折畳み式の亜鉛メッキ鋼板(t1.0mm)型枠とプレファブ式のアンカーポスト・鉄骨かごにより現地での施工省力化を図っています。
※元請設計者にて地耐力の算定ならびに不同沈下や地盤液状化の恐れがないことをご確認下さい。
・QFP:杭径1mまで対応可能な杭基礎システムです。皿ばね柱脚や固定柱脚との組合せで1本杭を実現しています。
※鋼製地中梁を利用した構造スラブ方式と、プレハブ擁壁を利用した盛土方式のプラットホームシステムもあります。

プラットホーム工法

配送センター・食品加工工場等に適用できます。

構造スラブ方式…床積載荷重が大きい場合に適しています。

・柱と基礎梁は重量H形鋼を使用。接合部には高力ボルトによる無溶接工法を採用しています。
・床は高耐重床版。最大床荷重は2t/m2(2t/m2を超える場合はご相談ください)です。
ドックレベラーピット(床の自動昇降設備[別途])の対応可能です。

盛土方式…経済性が求められる場合に適しています。

・直接基礎タイプと杭基礎タイプがあります。
・外周部にはL型または逆T型のH形鋼を骨組にしたプレハブ擁壁を用います。
・外面にはKFパネル(化粧押出セメント版)、内面にはキーストンプレートを貼ります。
・ユニット鉄筋を配した後、コンクリートを打設します。
・工場製作比率を高め、現場施工比率を抑えています。
・型枠工、鉄筋工が不要なため、現場での省力化が図れます。
・従来工法と比べて、25~30%のコストダウンと工期短縮が図れます。

凍土対策工法

北海道等寒冷地区向け基礎です。

・プレハブ式の独立フーチング基礎(直接・杭基礎用)と地中梁を用います。
外断熱工法のため、熱橋の心配がありません。